PMP(ポリメチルペンテン)樹脂基本情報
PMP(ポリメチルペンテン)樹脂の物性の基本情報について
PMP: TPX®無色透明で高耐熱・離型性・耐薬品性
PMP(TPX®)の略号・名称

- 略号PMP (Poly Methyl Pentene)
- 名称ポリメチルペンテン樹脂
- 呼称「ピーエムピー」又は製品名「TPX®」と呼ばれる。
- 外観・その他無色透明 ※TPX®は三井化学社の商標
PMP(TPX®)の化学式

4-メチルペンテン-1をベースに重合したオレフィンコポリマー
PMP(TPX®)の物性の特徴
結晶性オレフィン樹脂でありながら透明で耐熱性・離型性・耐薬品性に優れる。
低密度であることから製品の軽量化も可能。
長所
- すぐれた耐熱性 融点220-240℃
- すぐれた光透過性 Haze 5%以下
- すぐれたガス透過性 高密度ポリエチレンの約10倍
- すぐれた解離性 フッ素に次いで小さい:表面張力24mN/m
- すぐれた電気絶縁性 低誘電率
- ハロゲンフリーで環境に優しい 食品衛生性・安全性
- 低密度 833 kg/m3
- すぐれた耐薬品性・耐スチーム性
短所
- 成形収縮率が大きい
- 接着、塗装には別処理が必要
上記掲載情報は、内容を保証するものではありません。 参考程度の情報としてご利用ください。 設計・製造の際は、各材料メーカーより直接情報を入手されることをお勧めいたします。
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