汎用プラスチックプラスチックの物性
熱可塑性樹脂汎用プラスチックの種類と物性概要
汎用プラスチック Commodity Plastics
汎用プラスチックは、
安価で、大量生産され、生活用品として使用されるものが多く、プラスチック生産量の約8割を占める。
汎用プラスチックの種類
非結晶性の汎用プラスチック
- PVCPoly Vinyl Chloride: ポリ塩化ビニル
- PSPoly Styrene: ポリスチレン
- ABSAcrylonitrile Butadiene Styrene: エービーエス
- ASAcrylonitrile Styrene: エーエス
- PMMAPoly Methyl Methacrylate: アクリル
結晶性の汎用プラスチック
汎用プラスチックの分子構造と性質
分子鎖(主鎖)が炭素Cのみで構成されるプラスチック。
エンプラ、スーパーエンプラなどに比べて、単純な構造で製造しやすい。 温度を上げると分子が動きやすく、即ち耐熱温度や機械的強度は劣る。
汎用プラスチックは、100℃程度で溶融するものが多い。
※汎用プラスチックの分類
- 結晶性・非晶性: 上を参照
- 5大汎用樹脂: PVC、高密度PE、低密度PE、PS、PP
- 3分類: スチレン系(PS、AS、ABS)、オレフィン系(PE、PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)
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