プラスチック・樹脂の用語解説さ行
プラスチック(樹脂)やプラスチック加工に関する業界用語・専門用語を解説
重合接着
主に水族館にある大型のアクリル水槽を作る際に用いられる接着技術で、アクリルと同じモノマーを被着体の間に流し込み、一定温度下で重合させて接合させる接着方法。
一般的に行われる被着体の表面を溶かして接合する溶剤接着よりも、重合接着は強度、耐久性(長寿命)、美観に優れている。
アクリルでは、板材を何枚も重ねて厚みを出し、更に突合せて広い面積のものを作り出すことが可能。
重合接着によって透明度は殆ど失われず、ガラスよりも良い。