プラスチック・樹脂の用語解説か行
プラスチック(樹脂)やプラスチック加工に関する業界用語・専門用語を解説
結晶性プラスチック
プラスチックの分子鎖は、それぞれの一部が平行に重なるように配置する。この部分を結晶と呼び、合分子間力によって互いを拘束するため、プラスチックの強度は高くなる。
また、結晶性プラスチックは、すべての部分が結晶構造ではなく、非結晶分が混在するため、光の屈折率の違いにより、不透明となる。
結晶性プラスチックと非晶性プラスチックの構造(参考)
結晶性プラスチックの例
ナイロン(PA)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリアセタール(POM)、ポリエチレン(PE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリプロピレン(PP)など。
- 用語解説:「非晶性プラスチック」