射出成形(インジェクション成形)
もっともよく用いられる樹脂成形法で、精密性が高い成形です。
射出成形(インジェクション成形)の仕組み
射出成形(インジェクション成形)は、原料プラスチックペレットを熱で溶融し、金型内に射出(injection)した後、冷却固化することにより、樹脂製品を得る成形方法です。
左の図の様に、射出成形機に投入されたペレットは、回転するスクリューによってヒーターが取り巻く加熱筒の中を移動しながら溶融され、金型に射出されます。(実際の射出成形機の写真は下)
射出成形による製品用途
各種成形技術の中では、もっとも精密性が高く、微細なものから機器のカバーなどのようなものまで、短時間で大量生産が可能であるため、あらゆる身の回りの物が射出成形による製品として作られています。
機械部品 (ギヤ、ケース、カバーなど)、自動車部品 (車内外の樹脂性部品)、家電製品 (日用家電全般の外装や内部部品)、PC関連・電子機器 (コネクター、筺体など)、医療機器、理化学分析機器、食品製造装置、玩具、美容器具 など数多くの分野の製品製造に用いられています。
射出成形のご利用に際して
射出成形の対応個数について
だいたい1000個以上の場合が適当です。
それ以下では、量産前の試作ということでお受けする場合もあります。 たとえば、試作100個ということでお受けし、本格的な量産は海外で行う場合もあります。 また、小ロット多品種にも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
製品設計からお手伝いいたします
製品のコンセプトをお伺いし、具体的に製品材質、製品設計などについてご提案いたします。 基本的な設計からお受けすることも可能ですので、ぜひご連絡ください。