ごあいさつ
株式会社KDA社長からのメッセージ
ものづくりは楽しい、それが原点です。
私は、幼い頃から「ものづくり」が大好きでした。
少年時代は、終戦直後の何もない頃で、遊び道具をよく自分で作ったものです。
ある正月、凧揚げをするために、自分で凧を作り、さらに糸を巻く装置も作りました。釣りのリールを真似て工作したのですが、それを見た近所のおばさんが、「よくつくったね!」と褒めてくれました。私にとって、その一言はとてもうれしいもので、 「また何か作ってやろう!」という思いが強く沸いてきたのを今でも覚えています。 思えば、この出来事が、今の私の原点になっている様な気がします。
ものづくりの町大田区で起業してから数十年、創業からのプラスチック加工に加え、セラミックス加工の開拓、そしてLED 照明の分野を手掛けるようになりました。 いまでもあの頃の様に「ちょっとした工夫でもっと良いものができないだろうか?」という発想が土台にあります。
弊社の「ものづくり」は、既成概念に囚われず、製造の根本から見直し、独自で考え出した製造方法をもって構築します。 失敗もたくさんありましたが、あきらめずに続けてきた結果、現在、その製品は、最先端技術分野にまで応用され、半導体をはじめ、燃料電池、ソーラーパネル、医療分野など数多くの機器・装置に組み込まれるようになりました。
ここに至るまで、各方面のたくさんの方々よりお話をいただき、数多くのさまざまな開発にも参加させていただきました。そのことが現在、弊社技術の礎になっていると実感しており、同時に心より感謝しております。
「ものづくり」は楽しいものです。 「創造を楽しむ」ということ、これが私たちの原点であり、その創造の結果として、私達の日本、そして世界の人々に役立つ何かを提供できればと思っております。
プロフィール
愛知県出身 明治大学1965年卒。 大学卒業後1969年に起業。 国内の樹脂加工業界では初めて光造形を導入。プラスチック、セラミックス分野を独自の視点で捉え、新しい製造方法を開発。 趣味は囲碁。